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2016年12月31日 「刑事モース」S4本国ITV放送直前のインタビュー記事 「モースの暗号を解読する」

BSプレミアムでは「主任警部モース」放送中、AXNミステリーでの放送は今日まででしたが、
「刑事モース」の放送の予定はなかなか出てきませんね--;。
BSで2月からS3+S4の放送予定がありますが、その前にWOWOWさんでS6の放送が始まらないかなぁ、と、首を長くして待機しているところです^^;。

ショーン君のインタビュー記事、またひとつ訳してみました。
2016年12月31日付け"Endeavour"S4放送が始まる直前の内容です。

昨年2月~4月にBSプレミアムで「刑事モース」を初めて見てエンデバー沼にはまってからwikiとかファンブログ、海外ドラマサイト、いろいろショーン君の日本語記事を読んだ後、英語サイトの方を読み漁り出した時なぜだか最初の方で読んだのがこのデイリーメールのインタビューで。
ショーン君、自分をインタビューしに来たインタビュアーを逆に質問攻めにするなんて面白い人だなぁと思った記憶が^^。あと、確かに記事の中で繰り返されてるように変わってらっしゃる所もありますが、でも、俳優業界における出身階級の偏りという難しい質問をされた時には、真剣に答えを考えて、出てきた答えがわりと地に足のついた内容で、真面目な人なんだなぁと、いろいろと強く印象に残った記事です。

前置きが長くなりました^^;、ではではGo。


元記事はこちらから。

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2016年12月31日 「刑事モース」S4本国ITV放送直前のインタビュー記事

「モースの暗号(*モールス信号にかけて)を解読する」

ショーン・エヴァンズは来週「刑事モース」の若き"主任警部モース"として
テレビ画面に戻ってくる。
彼はテレビの役とほぼ同じく謎に満ちた人のようだ。
そして(彼について知るには)手がかりを追う必要がありそうだ…


ショーン・エヴァンズはテレビ番組の中で最も人気のあるドラマのスター俳優かもしれないが、彼に型にはまったスターらしきところはまるでない。

インタビューの準備をしている間、ITVゴールデンタイムのドラマ「刑事モース」で若き"主任警部モース"を演じている36歳リヴァプール出身の彼は、椅子に座るのを拒んだ。

私たちが話していた1時間ずっと彼は窓枠に巧みによりかかることを選び、最初の数分間は質問に答えるよりも沢山の質問をしていた。「どのくらい遠くから来たの?」「子どもはいる?」「人生でやりたいと思うことをやってる?」あなたは質問をするんじゃなくて答えるためにここにいるんですよ、とやんわり言って思い出してもらわないといけなかった。
「自分のことよりも他の人により興味を持つ方が役に立つんだ」説明するように彼は言った。「他の人格に身を置くのが僕の仕事だから」

この風変わりでとても独特な才能あるイギリス人を理解する鍵は、彼の仕事にありそうだ。「刑事モース」で彼が演じている若きモースのことを説明する時、エヴァンスが言うには、この虚構の刑事は「(モースが生きている)その世界の中にいるんだ、でもその世界に属してはいない。彼は自分が住んでいる時代と共には生きていないんだ。他の皆がポップミュージックを聞いてる時に、彼はオペラが大好きで。皆がサッカーに夢中になってる時は、隅に座ってクロスワードを解いている。皆がセックスをしようとしてる時には本に頭をつっこんでいるんだ」
これはエヴァンズにも当てはまるように思える。彼自身もこの時代とは歩みを別にしているようだから。

「僕はいつもどこかアウトサイダーだったと思うよ。子どもの頃は、自分が注目の的になるよりも他の人たちを眺めてることに興味があった。端の方にいる方が、もっといろんなことが見えてより多くのことが学べると、ずっとそう感じてきた。物事の中心にいると、いろんなことが騒がしくなりすぎるんだ」

彼は謎のようなところがあるし、彼自身そうしておきたいのでは、と思いたくなることも。4年間コアーズ(ケルト音楽を取り入れた楽曲で有名なフォーク・ロック・バンド)のあの魅力的なリードシンガーのアンドレアと付き合っていた。しかし2007年に二人が別れた時のマスコミの報道加熱ぶりは、彼をこの上なく疲労させた。

今の彼はプライベートなことにはとても秘密主義で、今付き合ってる人がいるかどうかすら公にはしない。「自分が生きたいと思うように人生を生きるのが大事だと思うんだ。怖がりながら生きるべきじゃない。自由だと感じることが僕には大切なんだ、他の人が僕について言うことに縛られるのではなく」

彼は風変わりだけれども、それが俳優としての成功を邪魔してはいないようだ。エンデバーという役が彼を2012年に一躍有名にする前、彼の俳優としての仕事は大きく注目されることはなくともいい調子でうまくいっていた。ハイライトとしては、Channel 4の"Teachers"、BBCドラマ"Silk"と"Ashes to Ashes"、そして英国コメディ映画"Sparkle"などでの役が挙げられる。

エヴァンズはコリン・デクスターの小説も知らなかったし、1987年から2000年放送された「主任警部モース」も知らなかった。そのドラマは、ジョン・ソーを国民的俳優にしたし、世界中でおよそ1億人の視聴者を獲得した。

エンデバーという役は、モースがオクスフォードの警察署で刑事として出発する60年代半ばへと視聴者を連れ戻すことになるのだが、彼はデクスター氏が生み出したキャラクターだ。デクスター氏はエヴァンズがその役を演じるのを承認した。

モース信奉者たちの懸念にもかかわらず、「刑事モース」は2012年ITVで放送された新ドラマの中で最も注目された番組で、ピーク時には750万人の視聴者を獲得した。「多くの人たちが僕が若きモースとして失敗するのを待ってたとしても」エヴァンズは言う。「僕はそんなことは何も知らなかったんだ」

今ちょうど第4シリーズが始まる直前だが、どのくらい彼がこの役に留まるつもりなのかと気になってくる。(ジョン・)ソーが初めてモースを演じた時は40代半ばだった。エヴァンズは今36歳、あと10年は確実にこのキャラクターを演じることができるだろう。しかし彼は、撮影スケジュールは非常にきつくて「朝5時から始まって夜9時に終わるんだ」と言う。各シリーズに毎年20週間の時間を彼は費やさないといけない。「絶対ないとは言わないよ。でも、10年後も「刑事モース」の新シリーズについて話してるとはとても思えないかな」

彼は「刑事モース」とはもっと違った新しい仕事をしてみたいと望んでいるのでは、とも私には思えた。そして2009年のロンドンでの舞台で過ごした時間について懐かしそうに話してくれた。"Kurt and Sid"の舞台ではダニー・ダイアがシド・ヴィシャスを演じ、エヴァンズはカート・コバーンを演じた。またBBC2の扇情的なドラマ"The Scandalous Lady W"ではいかがわしい政治家の役をうまく演じた。

「僕はセックスシーンを不安に思ったことはないかな」とエヴァンズ。「カメラにときどきお尻を見せてるのは皆が知ってることだし(笑)。それが必要でないというのでない限り、いつでもそういうシーンをできるよ」

タクシードライバーの父とケアワーカーの母の家庭に生まれたエヴァンズは正真正銘の労働者階級の出身だ。俳優の世界が、トム・ヒドルストンやベネディクト・カンバーバッチのような中流・上流階級の俳優に不当に占められているかどうかについて尋ねられた時、彼は(口を開くまで)長い間とても真剣に考えていた。

「俳優というのは一般的な仕事とは違うんだ」彼は言う。「いいドラマスクールへ入学して優秀な成績を取ったからというだけで、仕事があるとはかぎらない。一番必要なのは粘り強さだと思う。もし貧しい家庭の出身だとしたら、チャンスはそう多くはないかも知れない。でも、俳優の仕事をこつこつやって生活していけるだけの粘り強さは持ってるかもしれない」

注目されている多くの英国人俳優たちと同じく、彼も未来のドクターフーあるいはダニエル・クレイグに代わって次の007になる可能性を示唆されている。「そういう噂はちょっと現実味がないように思えるんだ」とはにかんでエヴァンズが言う。「でも、ここまでの時点のぼくの人生だって到底ありそうもなかったことだったとも言えるし。だから先のことは分からないよ」

こう言って彼は立ち去った。彼自身の謎はそのままに。まさに彼がそうしたいと思ったように。



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読み間違いもあるかと思います、その時はスミマセン。

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